予想外だった~究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら~

 夏アニメが始まり始めた中、春アニメを徐々に見終えています。にくすいです。見ていない作品で気になっていたものをまとめて見ている中で予想以上に引き込まれた作品が「究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら」です。

 

 クソゲーのフルダイブRPGというタイトルを見たときに想像したのは、ただの高難易度のゲームで俺TUEEEする内容程度のものでした。いや、確かにそうにはそうだったのですが、リアルを追求した高難易度ってそういう話なのかと開いた口が塞がらなくなりました。シンプルにいやすぎるリアルさを惜しみなく出してくるタイプのクソゲーだったとは思いませんでした。しかもリアルさがどちらかというとゲーム内のキャラクターのリアルさの方がとてつもないといった具合。現実世界のキャラクター、主人公たちがリアクションに徹している分、よりゲーム内のキャラクターの描写にリアルさを感じさせられました。予想外に面白いと感じて見るのを進めていけば、序盤にやらかしてしまった出来事に対して徐々に解決されたころには完全に作品に引き込まれていました。

 

 ゲーム内のストーリーを主人公と一緒に体験していくことでこのゲームはどうなっていくのだと気になっていってしまいました。そして、アニメの終盤に行くにつれて作品自体の行く末も気になっていくようになりました。話の展開が予想できるようで急に裏切られていくおかげで常に次の展開が気になってしまいました。そして、決め手として使われる王道の展開がめちゃくちゃテンションをあげさせられます。最後のエピソードでは常に気持ちを揺さぶられてしまいました。

 

 正直ここまで、のめり込める作品だと思っていませんでした。しかも、アニメの終わりは次が気になってしまうところで終わってしまったために勢いで原作の続きを購入してしまいました。しかも原作を続きから読めば、アニメ化部分まで読みたくなってしまうような内容で本当に困りました。

 

 少しでも興味が湧いた兄貴姉貴がいたら、ぜひ見て読んでみてください。