トムホ生誕祭という名のファーフロムホーム感想
トムホー!誕生日おめでとう!!!
いきなり大声で失礼しました。にくすいです。
6/1はトムホことトム・ホランドの誕生日でした。いやまあ一日すぎてるんですけれども。ネタバレ大魔王ことトムホくん。今回は彼が主演のスパイダーマンのファーフロムホームについて感想を書いていきます。
さて、そもそもとして私はスパイダーマンが大好きです。映画版は一通り見ているのですが、今回はかなり満足度の高い仕上がりでした。なんとなくここ数作は個人的には物足りなさを感じていましたが、今回は久々に見たいスパイダーマンを見せてもらえました。
エンドゲームの直後から話が始まるということで実はかなり内容を懸念していました。エンドゲームの出来事をピーターが引きずってしまってかなり落ち込んだ状態で話が進んでいくのかと不安だったのです。
しかし、いざ見始めるとそんなことは杞憂だったのがわかります。むしろホームカミングの直後といってもいいぐらいのテンションでした。エンドゲームまでのことはもちろん話の内容に絡んでくるものの、今作はスパイダーマンの話ということをとても大事に描いているように感じました。というか、前作ホームカミングはアイアンマンがあまりに絡んできすぎて「スパイダーマン単体の作品を見に来たのになんでこんなに出張ってくるんだよ」と少し不満に思ったくらいです。いや、バルチャーとの戦闘とか派手さがすごくあってホームカミングも好きでしたよ?
話を戻して、今回は最初からホームカミングでも描かれた楽しい二重生活パートをこれでもかと見せてきてもう早くも楽しくなってしまいます。トムホ演じるめちゃくちゃ明るいピーターとキャラが濃すぎるくらいの友人、そして先生がにぎやかしてくれます。
そんな二重生活の中でいつものごとく強盗なんか目じゃない、ヴィランによる騒動が発生します。
さて今回の敵役は原作を知らない諸兄と原作を知ってるアメコミ好き兄貴たちとでは、トレーラーを見た時点では全く別の反応を示したでしょう。アメコミ好き兄貴たちはうまいなぁと思ったことでしょう。原作知らない諸兄は一度見てからトレーラーを見て同じ気持ちを味わってほしいですね。
今回の敵役特有の能力が次第にピーターを苦しめていく流れはいかにもスパイダーマンの敵役といった感じで最高に物語に深みを与えてくれました。スパイダーマンの敵役大体が近しい人間だったり能力事態が厄介だったりで精神的に苦しめられるという印象が強くあります。この精神的に苦しめてくる敵とスパイダーマンの普段の明るさが作品全体のコントラストとして素晴らしく機能していると思います。
特に今回は前半戦の明るさと敵に追い詰められていく暗さの高低差がすごすぎて酸欠になりそうなほどです。というか追い詰められてこそスパイダーマンって輝くんですね。
最終決戦でもスパイダーマンらしく相手の弱点を探しながら、相手の攻撃を逆手にとって戦うという満足度の高いものでした。しかも、そのさなかでも友人たちが巻き込まれながらという状況で早く倒さなければという観客を焦らせる演出もたまりません。
そして今回のエンディングではまさかのサプライズ!!!JJJことJ・ジョナ・ジェイムソンが登場するのです!!!これだけでも今後のスパイダーマンが最高に面白くなるのがわかるのに、そのJJJをサム・ライミ版スパイダーマンでも演じたJ-K-シモンズが演じるんだから、戦闘が終わって一度落ち着いた熱が再度点火させられてしまいます。そしてまさかの情報が知れ渡ってしまい、次回がびっくりするほど楽しみにさせられたところで終わり!ええ!?!?!?終わりなの!?と叫びたくなるくらいでした。
まあこの情報も、原作だと知れ渡ったことがあったりなかったりするんですよね。え、じゃあもしかしてこの後って???と次回作へいろいろな憶測をしてしまいたくなります。
スパイダーマン書きたいことばかりで困ります。実は今ゲームのほうもやってるんですけどそっちの話もしたかったり、別シリーズの話もしたいし、MCUのドラマシリーズについても書きたいし。まだまだ書くことが止まらなさそうです。
それでは、また次回。