レディ・プレイヤー1

 

”First to the Key.”  目指せ鍵
”First to the egg.” 目指せエッグ

 

 レディ・プレイヤー1、先日遂にDVDが発売されましたね。スピルバーグが描くバーチャルリアリティの世界に、気軽に行くことができるようになりました。

 そんなレディ・プレイヤー1について自分視点でお話していきましょう。

 

f:id:nikuwater:20180901002609j:plain

 

 レディ・プレイヤー1の作品の中に登場する乗り物といえば、そう「バックトゥザフューチャー」に登場するデロリアンです。このデロリアン途中でホバーを披露することから、ずっとPart2の時の仕様だと思っていました。しかし、今回DVDで見返してみるとなんとPart1の仕様だったのです。デロリアン後部のパーツがプルトニウムを入れるパーツであったことからこのように述べているのですが、そもそもオアシス内で再現されたものなのでPart1に近いレディ・プレイヤー1仕様といった感じですかね。ちなみに未来から戻ってきたときの格好のドクがレースの前のシーンにいたりもしました。

 レディ・プレイヤー1の楽しみの一つが、そんな隠れたキャラクターや武器を探すことです。例えば、エイチが拾った武器がイレイザーのレールガンだったり、劇場にジャック・スレイターのタイトルがかかっていることなどなど。そんなたくさんあるものの中でもかなり見つけた時に興奮したのは、ダンジョンズ&ドラゴンズの名前を見つけた時です。あくまで作品名くらいしかはっきり映っていないのですが… パーシヴァルの買い物のシーンで映っているので気になった人は探してみてください。

 レディ・プレイヤー1サブカルのネタはそれっぽいシーンというちりばめられ方もされているように感じます。個人的にはエヴァ旧劇のミサトさんがシンジを逃がすシーンによく似た描写があったなぁと思った次第です。もちろん思い込みの部分もあるでしょうが、パンフレットにもエヴァが明記されていたりもしたのでそんな風に思いました。

 撮影に関して感じたのは、オアシスと現実世界の対比です。オアシスでの映像はバーチャルな世界の映像なためCGで表現するだけでなく、色も鮮やかになるようにしていました。それに対して、現実世界は恐らくフィルムでの撮影で暗めの色になるようにカメラで調節していたように感じます。フィルムかなと思ったのは、フィルム特有の粒子性のようなものがあるよな感じがしただけで間違ってるかもしれないです。

 レディ・プレイヤー1は見る人によって気が付く部分が異なる作品であるので、見た人同士で話すと見つけていなかったキャラクターが見つかるようになると思います。だから、友人や家族と見るときっと倍くらい楽しいでしょう。それ以外にも、作品内に登場する別の映画やゲームに触れてみてからまた映画を見ることで見つかる楽しみもあると思います。